タイトルからブラック臭が漂っていますが、少しばかりお付き合い頂けると幸いです。そして、この記事を見に来たということは、「キャリアアップしたい」と少なからず思っていることでしょう。
まず、高卒という学歴はこの厳しいビジネス環境の中では不利に働くことはあっても有利になることは絶対にないでしょう。これは当事者の皆さんも痛感していることと思います。
ただ、世の中には高卒なんて学歴コンプレックスを弾き飛ばし活躍している方が数多いるのもまた事実。

さて、このように高卒だけどバリバリ活躍している人の共通点って何だと思いますか?
そうです、「何でもヤル」って気持ちなんですね。では、この「何でもヤル」って気持ちがあるだけでどのようにキャリアアップに繋がるのかお伝えしたいと思います。
目次
転職したいけど”ぶっちゃけ”やりたいことが決まってない
「今のままで良いのか。もっと挑戦しないといけないのでは?でも何をする?やりたいことが決まってない」という20代の方はとても多いのではないでしょうか?
よく、「自分のやりたいこと、好きなことを仕事にすると良い」なんてアドバイスを見たり聞いたりしますが、「そもそもそんな物ねーんだよ!」って私はずっと思っていました。
ただ1つあったのは「絶対に成功したい。このまま負けるのは嫌だ。」ということだけです。

そして私は気づきました。よく考えれば絶対に成功できるなら「何でもいい」ということに…
分かりますか?
何でもいいんです。成功すれば。さらに逆を言えば、成功しないなら全部ダメなんです。
転職活動をしていると全ては受かる前提で、少しでも良い条件や面白そうな会社を選んだり様々な評価軸で会社選びをしていました。そして、どこも不採用という結果。
自分が高卒で何のスキルも無いということを求人サイトを見ると瞬間的に忘れてしまうのです。
条件と睨めっこができるのは優秀な大学を卒業した人の特権
いいですか、高卒でキャリアが無い若い人は、残念ですが企業を選べる立場にいないということです。そして、同年代でそれができるのは、優秀な大学を卒業した一握りの人間に与えられた特権なのです。
中途半端な大学を卒業した人にすら与えられない特権をなぜ高卒が得ることが出来るのか?ということです。
要は、高卒は企業を選ぶことができないので、地べた這いつくばって何でもやってキャリアアップするしか成功の道は用意されていないのです。

ここまで言うと「じゃ、もう会社なんか何でもいいや」って気持ちになってきませんか?これが重要なんです!
会社なんかどこも一緒と思うと視野が広くなる
今までは、持ち前の千里眼で企業の選定を行っていたため、視野がとてつもなく狭くなっていたのです。
例えば、
「あそこの会社は給与が低いからだめだ」
「あそこの会社は自宅からオフィスが遠いな」
「なんか求人に掲載されている女性が美人過ぎてブラックっぽいな」
とか、どうでも良いことで企業選びをしていませんでしたか?
注目すべきは「この会社に転職したらキャリアアップができるのか」という点絞るべきなのです。
これこそが、高卒が転職でキャリアアップできる唯一の方法と言えるのです。
繰り返しますが、キャリアアップできるなら何でもヤルって気合いが重要なんです。根性論ですが、それしか成功の道は無いです。
キャリアアップできる転職先ってどこ?
「分かったよ。」
と思える素直な方には、これからどこに転職すれば高卒でもキャリアアップができるのかお伝えしたいと思います。
それは、成長産業に絞るということです。
成長産業とは、急速にマーケットが拡大している業界です。例えば以下のような業界があります。
- IT業界
- 介護業界
- 観光業界
サクッと成長産業を挙げるならばこの辺りが有望でしょう。IT業界であればインターネットの誕生からずっと成長し続けている産業ですし、介護業界であれば超高齢化社会で需要は爆発的に伸びています。そして2020年のオリンピックやカジノ法案次第ですが、観光業界もこれからさらに伸びていくと想定されます。
変化率を見極めることが成長産業を知る重要な手がかり
上記に共通していることは「変化率」です。変化率とはこれまでの業界の慣習が変化するタイミングであり、変化レベルが大きいほど変化率が高く成長する産業であると言えます。
では順に上記の成長産業がどのような変化率を迎えているのかをお伝えします。
IT業界の変化率
IT業界のこれまでの大きな変化としては、やはりガラケーからスマートホンへの変化ですね。俗に言う「デバイスの変化」というやつです。これによってアプリを製作する会社は急速に伸びましたね。
では、これからどのような変化があるのか?これを考えると、AIスピーカーと呼ばれる「amazon Echo」「google home」「LINE WAVE」などの音声デバイス関連の成長が予測されます。これはスマホに次ぐデバイスの変化でしょう。
そしてこのシステムを支えるのがAI(人工知能)となりますので、その辺りはこれからさらに盛り上がりを見せてくるでしょう。その他のトレンドについても考えてみましょう。
- AIスピーカーの普及に伴い関連するサービスが成長する
- 自動運転車の普及により車は所有するものからシェアする物に変わりカーシェアリング事業の成長
- 情報取得方法が変わり、TVからインターネットTVへの変化が起きる。従って関連産業の成長
などなど、インターネット関連は挙げていくときりが無いほど様々なところで変化率が起きていますので注目すべき業界と言えるでしょう。
介護業界の変化
2025年には、団塊の世代が総じて75歳以上を迎え後期高齢者の人口が急激に増加するタイミングと言えます。その中には介護を必要とする高齢者も当然ながら増加するため、介護施設の稼働率はさらに向上するでしょう。
ただし、介護士はとにかく給料が低い。それでも、高齢者のために少しでも役に立ちたいと考えるならば良いのですが、そうではないなら介護士にはならない方が良いでしょう。
着目する点は、介護業界は介護士だけではない。ということです。
平均寿命が延びている昨今、忘れてはいけないのが健康寿命と平均寿命の差です。
平均寿命が80歳だとした場合に健康でいられる年齢は70歳までとなり、残り10年は何かしら病気などを患っているのが現在の平均寿命と健康寿命の差の実態です。
そのため、介護士になるのではなく予防医療の観点からヘルスケア事業を営む会社に転職することで成長産業に入り込むことができると言えるでしょう。
観光業界の変化率
カジノ法案や2020年オリンピックは非常に大きな変化率と言えるでしょう。そのため、外国人観光客は確実に増加することが予想されます。
ただ、介護同様に観光業界の平均年収も極めて低いと言えます。そのため、ホテルマンやカジノのボーイなどになっても大した給与は期待できないと思った方が良いです。
ここで考えるべきは外国人が増えることで、どのような変化が起きるか?という点でしょう。
「宿泊施設が高騰し民泊など手軽な価格で宿泊できるサービスが伸びるかも。」
「外国人が日本を観光する際に参考にしたいメディアが伸びるかも。」
「カジノに行くならそのカジノを徹底して紹介するサイトが伸びるかも。」
など接客側ではなく、外国人の方が不便を感じる部分に的確に情報を提供できるだけでもビジネスチャンスはありそうです。
そのため、観光関連であれば情報提供サイドとして成長産業に入り込むのが有力と言えそうです。
結局ITは必要不可欠
上記の変化率をお伝えして感じたかもしれませんが、結局は「ITをどう使うか?」ということなのです。
例えばヘルスケア事業を営む会社や民泊を営む会社でもサービスをより多くの人に知ってもらう必要があることから「インターネット広告事業」が成長する。と予想ができます。現にインターネット広告事業は毎年140%程度の成長率で急速に拡大しているのです。
要はIT、インターネット関連の事業をとりあえずでもやっておけばそのスキルは様々なところで活かすことができるということです。

どうせ何でもヤルって気合いがあるならインターネット関連の仕事をした方が確実に将来のためになりますよ。その際、一昔前のインターネット事業ではなく、AIスピーカー、人口知能、カーシェアリング、動画など今トレンドのサービスを取り扱うベンチャー企業に就職した方が得策と言えますね。
ちなみに私もインターネット関連の仕事をしていますが、入社当初は未経験でした。不安もありましたが、人材の流動性が高いのとすぐにトレンドが変わるので3年で十分に活躍できる人材になることができました。
まとめ
高卒が転職でキャリアアップしたいなら何でもヤルって気合いで視野を広げる必要がありますが、どうせやるならIT、インターネット業界が良いよ。と私は思います。
インターネット業界への転職はワークポートという人材紹介会社が実績もパイプも豊富にありますので一度検討してみましょう。
とは言え、万年人不足のインターネット業界であればワークポート以外でも求人情報を多数取り扱っていますので以下のような求人サイトや転職エージェントに登録して、まずは話を聞いて見ることをおすすめします。
- リクナビNEXT:https://next.rikunabi.com
- マイナビ転職:https://tenshoku.mynavi.jp
- リクルートエージェント:https://www.r-agent.com/
- JACリクルートメント:http://www.jac-recruitment.jp/
- マイナビエージェント:https://mynavi-agent.jp/
- WORKPORT:https://www.workport.co.jp/
私も、とりあえずは年収ランキング上位の企業並みに稼いでいるので少しは活躍している分類に入るかもしれないですね。